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【漫画】高橋留美子画業35周年ロングインタビュー 「ラムは1回限りのゲストキャラのつもりだった」

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0001yomiφ ★2013/05/21(火) 12:22:24.36ID:???
http://natalie.mu/images/comic/ja/sp-rumic35/fig03.jpg

─しかし、高橋先生のマンガには個性的なキャラクターが続々と登場してきますよね。

連載中、その場その場で考えるんです。予定にはなかったけど、ここで誰か新しい
キャラクターが出たほうが面白いだろうと。じゃあ今までにないタイプを考えなきゃ……って、
がんばって作り出す感じ。だからどのキャラにも愛着はありますけど、
登場が少なくなってしまう人もいますね、どうしても。

─長くつきあえるキャラに共通項はありますか?

そこはやっぱり、ほかのキャラとの絡みがうまくいくってことです。それぞれに役割を持って
生まれてくるんですが……相性はありますからね。うまく噛み合ったらそのキャラは
長生きする。単純に設定がよくできてるとか個性が際立っているとかでは計れないんです。
お話の中でどう作用し合うかは、出してみないとわからないものです。

─予想外に長生きしてしまったキャラクターは?

ラムがそうですね。ラムは当初、1回限りのゲストキャラのつもりだったんですよ。
1話に出て、2話には出ていない。3話に出したのは、実は苦しまぎれ(笑)。

─ラムがメインキャラじゃなかったとは本当に驚きです!

「うる星」は当初5話短期連載の予定だったので、あたるが次々変な人に出会っていく
オムニバスにするイメージで始めました。1話目はあたるとラムの話。
その次は別の変な人、という具合にするつもりだったんです。それが、なんとなく
3話目でもう一度ラムを出したら、世界観がまとまってきたので……。

─5話の予定が、人気が出て長期連載になってしまったわけですね。

そうです。でも、ラムだけのおかげで人気が出たかというと、そうとはいえないんじゃないかな。
読者の方からのお手紙では意外に「あたるくんとしのぶちゃんはどうなるんですか?」というものが多かったし。

─ラム、あたる、しのぶの関係性があるからこそ、そこが気になるのでしょうね。

なるほど読者の人はそういうふうに読むんだ、と気づいたのは勉強になりました。


─コメディシーンといえば、今日はぜひお聞きしたかったことがあるのですが……おどけたシーンでよく登場する、
両手の中指と薬指を曲げたポーズありますよね。あれは高橋先生しか描かれない表現だと思うのですが、何か特別な意味があるのでしょうか。

これね(と言って実際にポーズを取って下さる)。
http://natalie.mu/images/comic/ja/sp-rumic35/photo03.jpg
あんまり考えずに描いたんですけど……、なんだろう、たとえばドタバタシーンでブン殴られるでしょう?
そのままぶっ飛ばされると、ややもすれば「痛そう」「酷い」って印象を持たれてしまうかもしれないんだけど、
この手になってると不思議とちっとも深刻にならない、という(笑)。余裕あるな、大丈夫なんだとわかるだろうと思って描いたんですよ。

─最初に描かれたのは?

「うる星」で、ですかね。そういえば、あとから読者の方の手紙で、この手の形には
「I love you」という意味があると教えてもらって。それはまったく知りませんでした。そんなにいいポーズだとも思ってなかったですよ。

─いやいや、あのポーズこそ、「るーみっくわーるど」のひとつの象徴だと思います。あとドタバタシーンでは「ちゅどーん!」という擬音も印象的ですが。

あ、いろんなところで言ってますが、これは私の発明じゃないんですよ。「ちゅどーん!」は、「うる星」と同時期に週刊少年サンデーで
「できんボーイ」を連載されていた、田村信先生が作ったんです。
田村先生はすごい! 私は後発ですから、その当時サンデーを読んでいた読者はわかってたと思います。

(抜粋。インタビュー全文はソースにて)
http://natalie.mu/comic/pp/rumic35
0122なまえないよぉ~2013/06/19(水) 02:47:26.34ID:M4QLNYrP
笑えるネタを一つも見たことがないのでギャグではないな
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