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【畜産】和歌山・すさみ町の農家で「イノブタ」の赤ちゃん誕生--高まる需要、民間繁殖に期待 [03/17]
- 1 :ライトスタッフ◎φ ★:2014/03/17(月) 17:08:01.46 ID:???
- 和歌山県すさみ町小河内の畜産業、楠本政之さん(62)方で、イノブタの赤ちゃん
10匹が生まれた。イノブタを飼育している県畜産試験場(同町見老津)によると、
「イノブタ発祥の町」である同町で、生産農家が自然交配で繁殖させたのは初めて
という。
「イノブタは近年、需要が高まっており、試験場だけでは供給が追いつかない状態。
地元で農家が繁殖に成功したことは大きい」と話している。
楠本さんは、すさみイノブタ生産組合(三木武志組合長、5農家)の組合員。稲作や
シキミ栽培をしており、副業としてイノブタを飼育しようと、県畜産試験場の指導を
受けながら2011年に自宅近くに豚舎を建てた。試験場から生後5カ月のイノブタを
購入し、イノブタ肉の出荷用に育てている。そのほか狩猟で捕まえたイノシシを十数匹
飼っており、イノブタを産ませるために試験場から雌ブタを購入した。
昨年11月1日に交尾を確認し、ことし2月26日に10匹(雄5匹、雌5匹)が生まれた。
現在は母乳を飲んですくすく育っている。
楠本さんは「畜産試験場などの指導を受けながら手探りの状態で育てている。販売先を
確保して何とか軌道に乗せたい。地域にイノブタの生産が広まり、地場産業として
次世代につながってほしい」と話している。
雄イノシシと雌ブタから生まれた一代交雑種のイノブタは生後10カ月、110キロほどに
なると出荷。「F1(エフワン)」と呼ばれ、生産組合や町内の団体が販売している。
イノブタは1970年、県畜産試験場で生まれたのが最初とされている。町では、商工会
などが81年から「イノブタダービー」を開催し、86年にはパロディー国家「イノブータン
王国」を建国するなど「イノブタの町」をPRしている。試験場では年間150匹ほどの
イノブタを出荷しているが、民間の飼育がなかなか広がらなかった。2008年9月、
すさみイノブタ生産組合が発足。町内の飲食店や宿泊施設がイノブタ料理を提供し、消費
宣伝に力を入れるなど町ぐるみでイノブタ肉のブランド化を目指す取り組みが進んでいる。
現在はロースやバラ肉だけでなく、他の部位を使ってハムやソーセージに加工、販売する
組合の業者もあり、インターネット通販を中心に需要が高まっている。県畜産試験場は
「問い合わせが増えており、試験場だけでは数が足りなくなっている。生産量を増やす
ためには周辺で繁殖農家を増やす必要がある」と話している。
●楠本政之さん方で生まれたイノブタの赤ちゃん(和歌山県すさみ町小河内で)
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/newsphoto/L2700601.jpg
◎http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=270060
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