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【金融】マネタリーベースが200兆円を突破、年末目標を達成=日銀 [13/12/27]

587 :名刺は切らしておりまして:2013/12/30(月) 10:25:36.69 ID:M4RFmqsM
 産業別活動指数分類の「公共・建築・土木活動指数」と「民間・建築・土木活動指数」を時系列的に分析します.
公共建築土木がある月(だけ)に2.3ポイントあがると,民需の建築土木はかなりの長きにわたり,最大0.9ポイント低下する.

http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/Y/Yasuyuki-Iida/20120715/20120715132118.png

 なお,建築・土木業界における官業と民業のシェアは1対1.7.すると,公共事業が1増えると民間事業は0.7減少するということになる・・
・・ものすごく単純化すると1兆円公共工事は0.7兆円の民間工事の減少を招くということ.マクロの景気に与える影響は1/4強にすぎないということになる.
財政政策が効かないのはコレが原因かもしれない.だってそもそも「影響関係が建設土木業界の中」だけで閉じちゃってるんだもん.

 なぜこんな不思議なことになるんだろう・・・ちなみに反対の影響,「民間の工事が増えると公共工事が減る」という影響関係は観察されない
(有意ではないがむしろ公共工事は増える).
一番考えやすい要因は建設土木業界の供給能力が限られており,公的な事業でそのリソースを使うと,民間事業が供給能力の点で不可能となるという解釈だ.
供給制約による文字通りのクラウディングインというわけ.

 ちなみに長期的には公共投資はインフラが整備されることを通じて私的投資をクラウディング・インするとされる.
しかし,こっちの効果もどうも80年代以降落ちているみたいだ(Hatano(2010, Public Policy Review6(1))).

 このような(供給制約型の)クラウディング・アウトが財政政策の効果低下の主因だとすると,2つの全く異なる政策インプリケーションが提示されることになる.

1.近年海外で再注目されている「これまでは効かなかったけど,流動性制約流動性の罠の下ではちゃんと効く」という研究は日本には当てはまらない.
  だって,効かないのは「日本型財政政策」だから

2.「財政政策」そのものが効かなくなっているんじゃなくて,建設・土木による財政出動が効かなくなっているだけ!
  ちゃんと供給余力があるところに支出すれば効くかもしれない


http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20120715

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