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【水産/レジャー】徳島“マグロフィーバー”のショボすぎる現実 [02/24]
- 1 :ライトスタッフ◎φ ★:2013/02/24(日) 08:51:02.34 ID:???
- 徳島県の鳴門海峡に“海のダイヤ”クロマグロの大群が確認されたのは1月初めのこと。
その数、100匹以上!
現地の漁師兼釣り船オーナー、三ツ石達生さんが目を丸くする。
「鳴門大橋から2、3kmにわたって、30から70kg級のマグロが海面のあちこちを
勢いよくジャンプしていました。このあたりで、そんなマグロの大群を見るのは初めて。
70kg級のマグロが海面を跳びはねるさまは、まるで水中からドラム缶がドカンと
飛び出てくるよう。ド迫力ですね」
正月明けの初競りで青森県大間産のクロマグロが1億5000万円の値をつけたことも
記憶に新しいなか、世の釣り師たちがこれを見逃すはずがない。
「近隣の漁師はもちろん、釣りファンもマイボートに乗ってやって来た。多いときで
20隻はいましたね。遠くは和歌山県からやって来たボートもいました」(三ツ石氏)
地元の釣り具店では、半年に1個売れるかどうかの大物用リール(価格は10万円超!)が、
数日間で4個も売れた。買い手がマグロ狙いなのは言うまでもない。
この予想もしなかったクロマグロの大群登場には、徳島県の飯泉嘉門(いいずみかもん)
知事も大はしゃぎ。
「東の大間、西の鳴門海峡なんて呼ばれることになれば、まさに(マグロを)観光資源
として活用できるかもしれない」
と“マグロフィーバー”に熱い期待を表明したものだった。
あれから1ヵ月。地元の期待どおり、マグロは渦潮に次ぐ鳴門の観光資源となったのか?
結論はノー。鳴門市内の土産物店の店主がため息をつく。
「確かに、一時はマグロ目当ての釣り人がたくさんやって来た。でも、2月に入ったら、
マグロがぱったり姿を消してしまったんです。当然、マグロ狙いの釣り人もいなくなって、
鳴門は以前のように静かな町に戻ってしまいました」
なんと! それは残念。でも、マグロがいた間、町は潤ったはず。
「いえ、どこも儲かっていません。釣り人は朝に船で来て、上陸しないまま船で帰って
しまうから。釣り具店にしても、マグロ用の大型リールを置いているのは大型店くらい。
中小の釣り具店は扱っていません。しかも、その大型店も売れたらそれっきりで、追加の
大型リールを仕入れることができなかったと聞きました。春のモデルチェンジ前でメーカー
に在庫がなく、補充できなかったようです」(鳴門市内の釣り具店の店主)※続く
●約50kgのクロマグロを釣り上げた三ツ石さん。
赤身の味の濃厚さが印象的だったとのこと
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◎http://wpb.shueisha.co.jp/2013/02/24/17263/
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