http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=023&aid=0002378114
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原油生産・保存関連設備、原油高で注文大きく増えて…
海運不況で商船受注は貧弱、鉄鋼業界に価格引下げ要求も

現代重工業・三星重工業・大宇造船海洋など国内'ビッグ3'造船業者が、海洋プラント企業に変身している。原油高の影響で、大規模海洋
プラント受注比重が全体の70%以上に増えた反面、海運景気低迷のせいで船舶受注は不振を抜け出せずにいる。

4日、業界によれば、今年1分期の造船重工業3社の受注規模は96億ドル(11兆ウォン)を記録したことが分かった。このうち原油やガスの
探査・ボーリングしたり、生産・保存・処理する海洋プラント受注規模が68億ドルで、全体の70%を上回った。昨年、ビッグ3全体受注額494
億ドルの中で55%を占めたプラント部門の比重が、今年に入ってさらに拡大したのだ。昨年まで造船の比重がより大きかった大宇造船海
洋も、今年に入ってからはプラント部門の受注を大幅に増やしている。

大宇造船海洋は先月8日、日系資源開発業者のインペクス(Inpex)が発注した20億ドル規模の大型海洋原油生産保存施設(FPSO) 1基を
受注し、1分期全体需主義62%である22億ドルをプラント部門で上げた。この設備は2016年4月引渡になれば、オーストラリア イクシース
(Ichthys)鉱区で運用される予定だ。

三星重工業も今年1月、インペクスロブト27億ドル規模の海洋ガス処理設備(CPF)を受注し、1分期の海洋プラント受注額が43億ドルに達した。
現代重工業はノルウェー フェグLNGから3億ドル規模のLNG保存・処理設備(LNG-FSRU)を受注した。

事業領域も原油を探査・ボーリングするドリルシップ(Drill ship)から原油生産・保存・処理設備に拡大している。オムギョン信栄証券研究
員は"ボーリングを終わらせて、2015~2017年頃から生産を始める鉱区が多い"として"建造スケジュールを考慮した場合、来年まで海洋
生産設備に対する注文が集まるだろう"と見通した。ニムビ現象せいで過去には主に陸上に建設した処理設備が次第に海に移るのも、
市場展望を明るくするということだ。

海運業界はまだL字型沈滞から抜け出すことができないため、造船部門は困難を経験すると予想される。ビッグ3も今年に入って、LNG船
など一部特殊船だけで受注が発生した。海運業界関係者は"大部分の船会社が保有中の船舶も縛っておく実情だと、新規発注は当分出
て来ないだろう"と見通した。
(続く)